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タイトルからして、何だかよくわからないし、本の帯に「伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの密かな奇跡。触れ合うことも、語り合うことさえできないのに・・・」と書いてあっても、なんのこっちゃ?って 本を手に取った限りでは、全く内容をつかむことはできないけれど・・・ 一旦ページをめくると、とてつもなく深い海の底を自由に泳ぎまわるように、物語の中へと潜水することができた。 本は不思議。 その本の世界に入り込めるか、入り込めないか・・・ プールに飛び込んだときのように、すんなりと指の先からほとんど水しぶきもあげず飛び込めるか、そうでないか。 私は泳ぐのが苦手だけど、この本は、開く度に、キレイに飛び込み、すんなりと海底深くまで沈み、息をしながら自由に泳ぐことができる、そんな錯覚になれた。 だから読んでいて 全く‘苦’にならなかった。 そしてあっという間に泳ぎ、岸までついてしまった。。。PC、仕事、家事の合間に2〜3日で。 まず登場人物が少ない・・・ 「ハリーポッター」が読んでいて‘苦痛’を伴うのは、あまりにも登場人物が多すぎて、いちいちそこでつまづくことだ。 「ハリーポッター」は面白いけど、時々‘息継ぎ’が必要で、今読んでいる最終章も下巻の途中で息継ぎをしている笑 でも、この「猫を抱いて・・・」は、息継ぎなど全く必要なく、他の魚や鮫や鯨にジャマされることなく、静かで真っ暗な海の中を泳ぎ、ページをめくる感覚さえ忘れるほど、時を忘れるほど、自由な開放感に包まれる。 たとえチェスを知らない私でも。。。 チェスを多少なりとも知っている人なら、なお更 気持ちよく泳ぐことができるのだろう。。。 本でも、映画でも、ドラマでも、すんなりと自分がその中に入りこめる作品と そうじゃない作品がある。 でも、‘かなづち’の私が、こんなに気持ちよく泳げる・・・なんて、そう滅多にない。 今も尚、リトル・アリョーヒンが泳いだ海の底の静けさ、落ち着いた気持ち、その中に身を置いていた感覚が余韻となって残っている。 どんよりと曇った3月の日曜日、これから主婦の私は夕食の準備をしなくちゃいけないというのに・・・ |
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「猫を抱いて象と泳ぐ」小川 洋子
両親を亡くした少年は、弟とともに祖父母に育てられている。 少年は、ある日バス会社の独身寮の裏庭にある古い回送バスに住む「マスター」と出会う。 マスターは少年にチェスを教える。 チェスを愛する人々と、少年を愛する人々と、リトル・アリョーヒンと呼ばれた少年の物語。 ...続きを見る |
デリシャスな本棚 2009/03/09 18:12 |
猫を抱いて像と泳ぐ
小川 洋子著 シエルさんのブログで紹介されていたちょっと変わった題名の本「猫を抱いて像と泳ぐ」を読んで見ました。小川洋子さんの本を読むのは「博士の愛した数式」と「ミーナの行進」に続き、3冊目です。 さぁ〜小川ワールドへ… 7歳でチェスと運命的に出会い、後に伝説のチェスプレーヤー‘リトル・アリョーヒン’と呼ばれるようになる少年と、その少年を優しく愛する人々の切なくも愛おしい物語です。ラストは私の好きなハッピーエンドとは言い難い作品ですが、チェスの描く広く美しい宇宙(海)がとても神秘的で魅力... ...続きを見る |
ひびのこと 2009/04/12 20:51 |
「猫を抱いて象と泳ぐ」静かで熱い唯一の物語を読む幸せ
「猫を抱いて象と泳ぐ」★★★★★満点! 小川洋子著 ...続きを見る |
soramove 2009/05/11 07:41 |
小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』
猫を抱いて象と泳ぐ小川 洋子文藝春秋このアイテムの詳細を見る ...続きを見る |
itchy1976の日記 2010/07/06 19:35 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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シエルさん、こんばんは〜♪ |
non2926 2009/03/08 20:29 |
◆nonさん、おはよ〜♪ |
シエル 2009/03/09 09:31 |
シエルさん、こんにちは〜♪ |
non2926 2009/03/09 16:52 |
◆nonさん、こんにちは♪ |
シエル 2009/03/10 10:02 |
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